ＢＬマンガ初心者でも安心して読める、ほのぼのマンガ５選

セリフが自然で、出てくる男子たちも、「超絶美形」「現実には存在しない俺様系」ではなく、どこにでもいそうな普通の男子高校生。
普通の高校生たちの、部活動での悩みや、ちょっとした恋心がリアルに描かれています。ほのぼのしていて読んだ後は幸せになれる、なんども読み返したくなる作品です。エロ描写もないので、電車の中でも安心して読めますよ。

仲良しすぎる男子高校生の若林と喜多見。二人で一緒だといつでも楽しいはずが、喜多見から突然の「友達やめていい？」宣言。ベストフレンドを失うのは嫌だけど、それ以外の関係ってどういうこと？と戸惑うピュアな若林がキュートです。
男女の間でも、友達から恋愛に発展していくのって緊張するというか、ドキドキしますよね。友達→恋人へ発展する感情の揺れに共感できる一作です。

モテモテの男子高校生・春日が、陸上部のスポーツマン杉山に惹かれていく様が丁寧に描かれています。
これまで女子たちと遊んできた春日にとって、杉山は初めて本気で心が動いた相手。いわゆる初恋っていうやつです。
「男同士なのにこの気持ちはなんなんだ？」と悶々としながらも、次第に気持ちを抑えきれなくなっていく様がリアルで、主人公を応援したくなっちゃいます。

男子高校生の恋心とすれ違いが描かれているのですが、恋心のまっすぐさに、思わずニヤニヤしちゃう作品です。
主人公はクラスメートの男子に密かに恋い焦がれ、隠し撮りしたり「カッコいいなあ」と見とれたりしつつ、男が好きであることがバレることをとても恐れています。
自分の好意が気持ち悪いと思われたらどうしよう…バレたらどうしよう…と恋に臆病な主人公が一歩を踏み出す姿に勇気がもらえます。

クリエイターの先輩たちと共同生活を送っているカメラマン志望の男子が、かつてフラれた憧れの先輩との同居をスタートするところから物語は始まります。
男子たちの、精神的な交流を描いていて、好きな人の前で想いを吐露しながら泣いてしまう場面はほんとにキュンときます。このマンガの凄いところは、全然絡みが無いのにドキドキさせられちゃうところ。
「ＢＬは興味があるけど、エロいシーンが多すぎるのはちょっと抵抗がある」という方は、本作からＢＬデビューしてみては？