特殊な環境で育った人々の衝撃的な生活を描いたエッセイ5選

カルト村で生まれました。
毒親育ち
うちの母ってヘンですか?

自由にのびのびと暮らせない、親からの愛情を受けてこなかった…。子供は生活を選ぶことはできません。変わった幼少期を過ごしてきた作者たちのセキララな告白は、驚き、悲しみ、切なさに満ちていました。それらを乗り越えて大人になったからこそ描ける過去の世界。悲しみだけでなく笑いに溢れた日々もどうぞ!

カルト村で生まれました。高田かや

幼い頃からその村に生まれ育ち、親とも離れて子供達と指導係と生活を共にする。
普通じゃ考えられない事ばかりですが、そこはとある宗教団体が作り上げた村なので普通など存在しません。
そこで育ってきた作者の、幼少期から大人になるまでのセキララな告白に驚きの連続!
虐待、強制労働…今では炎上必至なことも、村で育てばそれが当たり前。
そんな場所でたまたま育ってきた内部からの視点が斬新です。
驚きの暮らしぶりは本編で!

毒親育ち松本耳子

完璧な親などいないけれど、限度を超えた異常な行動はやがて子供の心を蝕んでいくのです…。
何人も愛人を作り家に帰らない奔放なヤクザの父と、自我や無理難題を我が子に押し付ける母に育てられた作者が、過去のトラウマやトラブルを赤裸々に告白。
作品を読んでいると、思わず「これはヒドイ…」と心が痛んできます。
それと同時に、私も人の親なので「自分も同じ事をしていないか?こうはならないようにしよう」と、反面教師として学ぶことも数多くありました。

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うちの母ってヘンですか?田房永子

この世には、色んなお母さんがいます。中でも「毒」が付いてしまう母がこんなにいるなんて…!と、この作品を読んでいると驚いてしまうはず。
我が子の意志まで自分のものと独占してしようとする母、学籍が全ての母、娘の恋愛に干渉しようとする母…。
世の毒母エピソードにドン引きの連続!
もしかしたら、あなたの母にも共通する所があるかもしれません。
もしくは、自分が無意識に同じようなことしているかも…。

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ど根性ガエルの娘大月悠祐子

2017年に話題になった一冊!
あの有名なギャグ漫画家の日常が、こんなに荒んでいたなんて…。
幼い子供を残して失踪、穴だらけの家、ギャンブルに溺れる日々。
人生のどん底へ落ちた父が、家族として再生できるまでの長い道のりを実の娘がセキララに描いた衝撃作。
子供たちに夢を与える仕事の裏で、我が子には夢や愛を与えられなかったというのが何とも皮肉で切ない。
それでも、何年も経った現在では笑い合っていられる関係に修復できたというのは、結果オーライなのかもしれません。

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関西生まれ ムチャぶり育ち (コミックエッセイの森)大日野カルコ

関西人は陽気で面白い、でも関西人の母ちゃんはさらにパワフルで面白い!!!
これは毒でも何でもなく痛快です!ある意味で特殊なのでは?
アクシデントも何でも笑いに変えてしまうなんて、こんな家庭で育ったら気持ちのいい子供になりそう。
全てにボケを求める母はもちろん面倒くさい事も多そうですが、こうして関西人の血が受け継がれていくんだなぁと読んで納得しました。

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