アニメ?宝塚?○○オタクのアラサー女子から共感の嵐を生むマンガTOP5

2DK
監督不行届
フランス人のブブさん~理系でマイペースで時々オタクなフランス人との国際恋愛~

いまや日本だけにとどまらず、世界中のあちらこちらに存在する“オタク”。もちろん、アラサー女子だって例外ではありません。アニメ、アイドル、ゲーム、宝塚……。何かひとつのジャンルにハマるオタク女子であれば、間違いなく共感できる。そんなマンガをご紹介いたします。

2DK竹内佐千子

オタク趣味を持つ女性であれば、おそらく一度は考えたことがあるはず。「同じ趣味を持った価値観の合う友人が欲しい」と……。
そんな世のオタク女子の夢と理想がすべて詰まった作品が、この『2DK』です。ルームシェアを始めたおっかけ女子のこむぎときなり。ある日は舞台鑑賞や握手会へと一緒に出かけ、またある日は朝から撮りためた番組やDVD(推しイケメン出演作品)を見ては気持ちの高ぶりを共有し合う……。趣味が同じであると同時にお互いを信頼し合える絆の強さは、まさに世のオタク女子にとって理想の友情像と呼べるのではないでしょうか。
ちなみに私はこの作品を“オタク版・SATC”と勝手に命名しています。

監督不行届安野モヨコ

パートナーである恋人や旦那と過ごすことにより、相手から様々な影響を受けるという状況は決して珍しいことではありません。漫画家の安野モヨコさんもそんな影響を受けて、変貌を遂げた女性のひとり。
オタクである旦那(映画監督・庵野秀明さん)との結婚生活を続けていく中で徐々に感化され、気づいたときには立派なオタ嫁に!そんなオタク夫婦が歩んできた実際の生活をリアルに描いた『監督不行届』は、まさにオタク女子が望む理想の結婚生活であると言えるでしょう。
同時に自身もオタク気質である私は気づいたのです。「そうか、付き合う相手がオタクじゃないなら私がオタクに変えれば良いだけじゃん」と……。

監督不行届の画像

フランス人のブブさん~理系でマイペースで時々オタクなフランス人との国際恋愛~まじこ

多くの日本人女性は「外国人男性」と聞くと、まず「紳士的」「情熱的」といったイメージを浮かべがち。もちろん、それらのイメージも間違ってはいないでしょう。しかし一言で外国人男性と言っても、当然のことながら性格は十人十色。中には根っからのオタク気質である男性も存在するのです。
おちゃめでシュール、そして時々オタクの一面を見せるフランス人男性のブブさんと作者のまじこさん。ふたりが交際する様子を見ていると、これまで描いていたフランス人に対するイメージががらりと変わります。そしてオタク女子であればきっとこう思うでしょう。こんな国際恋愛がしたい……と。
少なくとも私は心の底から強くそう思いました。

ZUCCA×ZUCAはるな檸檬

まるで神からお告げでもあったのかと思うほど、30歳という節目を機に突然何かにハマり出す女性は珍しくありません。
代表的なもので言えば、アイドル、韓流、そして宝塚。正直、私は宝塚ファンではありません。しかし『ZUCCA×ZUCA』のおかげで、宝塚に関する知識だけはどんどん増えてきました。何なら周りの宝塚ファンの友人たちともそれなりに普通の会話ができます。ソーラーパワーを〜と全力で歌うことだってできちゃいます。
そんな私も気がつけば30歳まであと数年。近々、友人に連れられて初宝塚に行く予定です。……ええ、私の未来が何となく想像できましたね。

ヲタクに恋は難しいふじた

いやいや、現実にはいませんよ。こんな美男美女で価値観の合うオタクカップルなんて。神に誓ってもいないはず(だと信じたい)。
でも、この作品を読んでいると、妄想だけがどんどんひとり歩きしてしまうんです。「ああ、見た目も中身も超絶イケメンのオタク彼氏が欲しい」「明日目覚めたらこのオタク気質を残したまま、顔面だけ石原さとみになっていないかな」と。
まあ、その妄想をしている時間が楽しいんですけどね。そんなくだらない妄想ばかりしている私は、今日も順調にこじらせオタク道を極めながら生きています。

ヲタクに恋は難しいの画像