笑いたいときはコレ！電車の中でよんじゃダメなマンガランキング

アニメ化されて大人気の本作。大爆笑ではなくじんわりした笑いに包まれています。ネタはパロディが多いので、マンガやアニメに造詣が深い人ならより楽しめるはず。ゆるキャラのような愛らしいルックスのキャラクターなのに、とことん毒舌というギャップも素敵です。
一言で言うと、カオスな魅力があります。だまされたと思ってレッツチェック！

湯神くんには友達がいない。でもいじめられているわけでも、引っ込み思案なわけでもない。これまで見たことのない斬新なキャラクターの男の子が主人公です。
かなり偏屈で時々人をイラつかせる発言をすることもある湯神くんですが、わが道を行く姿はある意味清々しくも見えます。湯神くんを見ていると、「一人でいることや、友達がいないことって悪いことじゃないのかも」と思えます。

主人公の磯部磯兵衛は「武士の修行をする」と言いながらも日々をだらだらと過ごすダメ人間の見本のような青年。磯兵衛を見ていると、「あれ、私、頑張らなくていいかも」「週５日働くなんてワーカホリックか！もっと休まねば」という気持ちになります。
リラックスできるけれど、すべてにたいしてのやる気も下降する、ゆるーいシュール系コメディマンガです。

本作の主人公は、ヒーロー・ボボボーボ・ボーボボ。ボボボーボ・ボーボボは、普通のヒーローとは違い守るのは地球の平和ではなく、毛の平和。意味わからないですよね。それでいいんです。
本作はしょっぱなから、「え？それってどういうこと？」という展開が怒涛のように繰り広げられます。イミフと思いながらも、つい笑っちゃう、勢いと圧がすごいマンガです。

新任のたまこ先生が赴任先で出会ったのは、飛びぬけてギャグセンスが高い幼稚園児いぬまるくん（なぜか下半身がまるだし）。いぬまるくんの幼稚園児とは思えぬ言動の数々に笑わされちゃいます。
一頁ごとのギャグの密度が高いのも本作の特徴のひとつ。大石浩二先生の「力づくでも笑わせてやる！」という熱気が伝わってくるような濃密さです。