考えが読めない。ミステリアスなクール男子が魅力の恋愛マンガ5冊

先輩に恋するスクールラブ。展開としては、一難去ってまた一難という感じなので、サクサク読むことができます。
そしてなにより注目すべき点は、世の女子の胸キュンポイントを押さえまくりのイケメン・潤先輩。この潤先輩、「本当に相手役？」と思うほど作中でのセリフが少ないにもかかわらず、常に存在感と色気を放っています。
学園モノが好きな女性はもちろん、つかみどころのないクール男子がお好きな女性にもおすすめの一冊です。

とある学校の女子寮と男子寮が舞台のお話。そこで繰り広げられる寮生たちの恋愛模様が主軸となっているのですが、とにかく登場人物全員がイイキャラを出しています。本気で笑えるラブコメ作品です。
そして一匹狼で常にミステリアスな雰囲気を醸し出している、鰐淵君。そんな彼が主人公である天然娘・エイミの前ではクールさを保てず、思わずツッコミ役に走ってしまうというかわいいギャップにもぜひご注目ください。

「こんな三角関係マンガ初めて読んだ」が、読了後の素直な感想でした。というのも一般的に三角関係を題材とした作品では、ライバル役の女子が嫌な奴である場合が多いもの。
しかし本作品では、主人公である岬目線で読むと、岬から楡（にれ）を奪おうとする日帆（かずほ）がずるい女に見えてしまう。でも逆に日帆側の目線に立ってみると、遠まわしに嫌味を言う岬が嫌な女に見えてしまう。
そんな嫉妬にまみれた女子の心理描写が痛いほどリアルな一冊。

明治時代を舞台にした、切ないけど心温まるストーリー。物語が進むにつれ解き明かされていく真実は、私たち読者の心を瞬時にわしづかみにします。
そして主人公・鈴を遊郭から身請けした津軽。彼がもうとにかくイケメンなのです。普段はつかみどころがなく、なかなか感情を表に出さないにもかかわらず、鈴が落ち込むと傍に寄り添っては優しく甘い言葉をかけてくれる。
そんな津軽と鈴の今後からも目が離せない作品です。

1枚の絵をきっかけに出会った彩菜と水城が徐々に距離を近づけていく、甘酸っぱい青春ラブストーリー。まさしくこれぞ『なかよし』だと言える王道の恋愛物語です。
そしてふたりの今後が気になるのはもちろん、最初は何を考えているかわからず、無表情だった水城が彩菜と関わるうちに自然と喜怒哀楽を表に出し始めていく……。そんな彼の心境の変化にもご注目を！