ロールキャベツ系男子の恋愛事情！愛されまくりの恋愛マンガ5選

猫なで声で甘えてきたかと思えば、突然、真剣な表情で男の一面を見せてくる。まさに平成の小悪魔ロールキャベツ系男子と呼ぶに相応しい男、成瀬。きっと読者なら誰もが思うだろう。「この小悪魔テクに落とされない女などいないはずだ」と。
しかし！　主人公である由希はそう簡単にはなびきません。そんな生意気男子とクール女子の恋愛事情は笑いあり、ときめきあり、切なさあり。最初から最後までドキドキが止まらない作品です。

根っからの長女気質の女性って、年下をどこか兄弟と同じ感覚で見てしまうときがあります。この『年下の男の子』に登場する主人公の美幌も4人の弟がいる環境で育ったためか、当初は後輩の宮尾君を弟みたいに感じていたんですよね。
ところがどっこい！　美幌から弟扱いされた彼はめちゃくちゃスネます。それを機に徐々に男の顔を見せ始めるのです。そんな宮尾君のロールキャベツ系男子ぶりから、一瞬たりとも目が離せなくなります。

彼氏へのストーキング行為が趣味である主人公のユキ。ええ、一歩間違えると即通報案件です。そしてそんなユキから愛されまくる草食系彼氏のもも君。このふたりの交際は当初、ユキが一方的にリード（ストーカー）する形で始まります。
……が、徐々に嫉妬や独占欲からもも君が主導権を握り始めるのです。
草食系男子がロールキャベツ系男子へと変わりゆく姿。間違いなく不意打ちでの胸キュンにやられます。

スクールカーストの底辺をこよなく愛する、読書好き女子の姫子。そして誰もが認めるスクールカーストの上位に君臨する、スポーツ少年の春樹。そんな現実ではまずありえないであろう組み合わせの恋愛を描く『初恋はじめました。』。
この作品は何と言っても、恥じらいながら大胆発言を連発する春樹君のロールキャベツぶりがすばらしい。そりゃ姫子が彼に惹かれるのも当たり前ですよ。そんな春樹君の一挙一動にぜひご注目あれ！

とにかく相手役である三神君の先輩愛がすごい。もう好きで好きで仕方ないという気持ちがこれでもかというほど、三神君の言動から伝わってきます。そりゃ他の男子キャラから「重すぎるんだよ、三神くん……」と言われるのにも納得です。
でもここまで誰かを好きになれるって、本当に幸せなことなんだと思います。なにより嫉妬と独占欲に苛まれたときの三神君がキャベツの皮を脱ぎ捨て、一瞬にして肉食男子化する場面は必見です。