



岩本ナオ先生はほっこり優しいストーリーで、大人が見失いがちなピュアな心の引き出しを開けてくれます。伏線の仕掛けの多いストーリーも秀逸で、王道なのにクセがある展開にやみつきに!好感度バツグンな主人公たちばかりで、それぞれ全然違うキャラなのにみんな応援してあげたくなります。
2017年最も話題になったマンガの一つ。その主人公はなんと7人!
その名も『眠くない・博愛・暑がりや・寒がりや・獣使い・剣自慢・ハラペコ」。名前の通り、それぞれのキャラの特色があってセリフにもその性格がよく出ています。
全員バラバラなのに、読んでるうちに全員好きになっちゃう魅力があるのです。
女将軍の息子である彼らの使命は国を守り「いつかお姫様をかっこよく助けること」。
それぞれのキャラと性格を生かして、その目的を達成できるのか…目が離せません!

天狗の子は天狗。ではなく女子高生!
恋もしたいし普通の生活がしたいのに、そうもいかない日々に悩みます。
将来は天狗にならきゃいけない?
そんなちょっと変わった境遇でも、友情に恋に青春をマイペースに楽しもうとする秋姫ちゃんがとっても愛しい!
天狗の子ということ以外はすごく普通で心優しい女の子。
それゆえに感情移入しやすく、物語に入り込んでしまうのかもしれません。
ほんわかギャグの具合も絶妙!

読んだ後の胸のトキメキ、ワクワク感がたまらない。
誰も不幸にしないおとぎ話って正義すぎる!
A国の姫様と敵対するB国の賢者が出会ったことにより、そこから2人の恋だけでなく2つの国の運命も大きく変わっていきます。
そのお姫様がTHE王道の美人姫ではなく、ぽっちゃりで現実的!そして賢く優しいと言う、なんともステキなお方。
そんな彼女に惹かれていく賢者との2ショットが、ナイスカップル過ぎてほっこり癒されます。
A国B国それぞれの情景も美しすぎる!

この作品だけ男性主人公と異色ですが、過疎化の進む小さな町に出戻りした青年の再出発物語。
出戻りを後ろめたく思ってしまう気持ちもよく分かるけど、「別に周りの意見気にしなくていいんだよ、それでいいんだよ。」と言ってあげたくなる銀ちゃん。
彼がこれから地元でのびのびと歩き出せるのか、見守りたくなります。
これを読むと、「一つの終わりは新しいスタート」なんだと前向きになれるはず!

ほんわかした田舎の日常、でも女子高生の小麦ちゃんはどこか寂しそう。
母は病気で長期入院中で、自由奔放な兄は家に寄り付かない…。
そんな日々にふと帰ってきた幼馴染の多喜二が、小麦ちゃんの心にそっと寄り添います。
感情表現が苦手で不器用な女の子だけど、おばあちゃんの為に憧れの彼の誘いも断っちゃう優しさの持ち主。
そんな彼女に惹かれていく多喜二の気持ちがわかる!
