読んだらお腹が空いてしまうマンガランキング

いつかティファニーで朝食を
山と食欲と私
花のズボラ飯

良いグルメマンガには、ご飯がおいしそうなこと以外にも様々な魅力があると思います。
主人公の食べる姿がすてき、レシピが簡単で今すぐ作れそう、など……
それは「飯テロ」と考える間もなく私たちのお腹を直接刺激します。
そんなマンガ達を紹介します。

いつかティファニーで朝食をマキヒロチ

朝食にこだわりを持つものの、仕事が忙しくまともに取ることが出来ないアパレル会社勤務のOL・佐藤麻里子。
彼女を囲む「働く」人々の生活が、朝食を中心として描かれます。
朝食がただの一日の始まりの食事でなく、登場人物の複雑な心情と密接に関わり合い、重要なものになっています。
その思いもとてもリアルで共感せずにはいられません。
登場するお店は全て実在するので、飯テロ直後に食べに行くこともできます。

山と食欲と私信濃川日出雄

27歳の会社員・日々野鮎美が、山頂の景色とご飯を目的に一人山登りをする話。
出てくるご飯のレシピは簡単な上、食材もよく目にするものばかり。
ですが、ただ炒めるだけなのにどうしてこんなに美味しそうなの…?と思う料理ばかりです。
山頂で食べる達成感に満ちる鮎美の姿を見ると、山登りしたくなってしまうこと間違いないです。

花のズボラ飯久住昌之

単身赴任中の夫を待つ花が、一人で「ズボラ飯」を作って食べるお話です。
「ズボラ飯」と言うだけあり、短時間で出来るものや手順が少ないレシピが多く、とても実用的。花の独り言や味の表現が独特で、料理や食事の時に真似してしまうかもしれません。
ご飯の絵が美味しそうなのはもちろん、花も可愛いので、ただひたすらなごみ、お腹が空きます。

もぐささんは食欲と闘う大竹利朋

食欲が旺盛すぎる女の子・百草みのり。
授業中も登校中も何かしら食べている彼女は、大学進学による上京を期に、自らの食欲を抑えることを誓います。
しかし東京には誘惑が多く……。結局我慢できず、大食いを周りに隠しながら食べまくります。
無意識のうちに「つくね!」と叫んでいたり、飴を口に入れながら話したり、何よりも食べ物を美味しそうに頬張る姿は見ているだけで癒されます。

めしぬま。あみだむく

冴えないサラリーマンの飯沼が、ただひたすらご飯を食べる物語。
登場する料理はカツ丼やうどんなど、私たちが普段口にするものばかり。
感想も「あっつ…」や「うめえ…」などの一言だけですが、その美味しさは多くを語らずとも伝わってきます。
普段の食事がとても尊いものに思えてきます。
食べる表情や仕草も細かく描かれていて、読み応えがあります。