ハマッて抜けられなくなった男子コミックはまり度TOP5

本当に面白いマンガって、1ページでも長くそのマンガを読んでいたくて、ずっと終わらないで欲しいと願う気持ちが生まれきますよね。
キングダムはまさにそんな1冊。秦の始皇帝が中国を統一する過程で、主人公の信は歩兵から武功を上げ百人将→千人将とステップアップして大将軍へと成り上がる物語。もうだめか…と思う程のピンチの連続を、まさかの角度で切り抜けてゆくストーリーが秀逸すぎて、ついつい止められなくなります。
歴史モノですが、普通に女子が楽しめる作品です！

海賊王を目指すゴム人間のルフィが船長を努める麦わら海賊団の波乱に満ちた冒険物語。いわずもがな、大人気の作品ですよね。
チョッパーやルフィは知ってても意外にも私読んだことがないんです！と耳にすることの多いワンピース。そんな方にはまず3巻まで読んで欲しいとオススメしています。
ゾロ、ナミ、ウソップのエピソードだけでもハマれると思うんですよね。

女子はこの絵柄が男らしすぎて愛せない…なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、だまされたと思って1度読んで欲しいのがベルセルクです。
こんなにも刹那的で重苦しいのに…ホントに面白いです!!　「蝕（しょく）」というこの世の絶望を集約したような儀式によって、大切なものを奪われる主人公ガッツ。呪われた人間として常々、隔世の魔物と対峙しながら冒険する日々。　絶望感の描き方がホントこれ以上無いくらい、ある種トラウマレベル！
想像も出来ない絶望の中で、人の生命力の強さを体感できるマンガだと思います。

アニメ化を皮きりに人気が爆発して実写映画化されるほどの人気作品！
巨人が人類を支配する世界、巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、100年以上の間かりそめの平和を保ってきたが、壁を越える超大型巨人の出現により平和は崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。そんな世界で主人公エレンが巨人と戦う調査兵団に入り、どんどん謎を紐解いてゆくストーリー。
調査兵団のキャラクターの濃さが、重たすぎる死闘を上手く中和していて、素晴らしいバランス感覚だと思います。

”世界一のジャズプレイヤー”を夢見る主人公がテナーサックスを独学覚え、毎日河川敷で練習を繰り返します。壁にぶち当たるものの、めげず、逃げない。音楽をかじった事がある人ならばわかる、高揚したり凹んだり、いろんな感情を掻き立てられる作品。
音楽マンガらしく紙面からまるで音が聞こえてきそうなのはもちろん魅力ですし、最高のストーリーでもあるんですが、違うなーと思ったのは主人公の感覚がすごく「普通」なところ。特に金銭感覚とかね。
なんか現実離れした人の夢が叶っても「ふーん」だけど、身近な人の夢が叶ったら、無条件で嬉しいし、応援にも力が入りますよね。そんな感覚も書き立てられる不思議な魅力を持った作品だと思います。