こんな部活ありえない？独特の部活を描いたマンガBEST5

今まで様々なこと（特に恋）を「無駄」と切り捨ててきた女子が、恋をして友達を作って、そして無駄を無駄と思わず認め始める……。
主人公がどんどん（いい意味で）感情的になっていく姿がたまりません！
「恋なんて無駄！」と思っていたクール女子が恋をしてあわあわするのって最高にかわいいです。
自分の気持ちを認めて向き合い始めたシーンは、彼女の成長をしっかり感じられてとてもうれしくなりました。

友達と好きな人がかぶったらどうするか。主人公は迷いながらも応援するタイプ。
お人好しさに少しだけ「もー！」と怒りたくなりましたが、友達の言動がおかしいことに気づいて「友達だと思ってた」と、過去形で話すのは痛快！
言うときはしっかり言う主人公にエールを送りたくなります。
おかしな部活から監視されるくらい、当て馬体質で恋が実らない主人公ですが、「きっと大丈夫だよ！」と励ましながら読んでしまいます。

部活で必要とされるのっていいなぁと思います。この作品では一人ひとりが個性的だし、誰が抜けてもダメ！ というメンバーです。
もしも部活を抜けるとなったとき、「かわりはどこにもいない」と言ってくれる部長がいてくれたら……。このシーンを読みながら、高校時代に退部した苦い思い出を思いだしてしまいました。
私もこんな素敵な部活メンバーと出会ってみたいものです！（今更遅い）

廃墟には儚い美しさがあり、朽ちるまでのストーリーがあり、どことなく惹かれるものがあります。
そんな廃墟の美しさのポイントを解説したシーンでは、「そうそう！ そうなのよ！」と大きく頷いてしまいました。
廃墟に興味のなかった主人公が廃墟の良さを理解し始めるようになると、私は仲間が増えたようでうれしい気持ちになります。
この作品を読んで、知らなかった廃墟の魅力を感じてみませんか？

自分は麻雀が好き、麻雀好きでもない人に負けた……この悔しさは大きいだろうなぁ。
私も好きなことで誰かに負けたときは悔しかったし、さらに「別に好きじゃない」なんて言われたときは、かなりムカッとした経験があります。
主人公に負けた女の子が負けた悔しさを話したことで、主人公が麻雀と向き合えるようになったのはホッしました。
せっかく実力があるのなら、ちゃんと向き合って好きになってほしいなと思った作品です。