スマホがあれば、どこでもマンガが読める世の中。近年ではWebから生まれたマンガが話題になることも珍しくはありません。
電車でも風呂でもベッドでも常にWebマンガを読んでいる私が特にオススメの名作をご紹介いたします。
前世で一緒だった相手と今世で再会し、しかもそれが超絶イケメンという、思わずよだれが垂れそうな展開で始まる『和おん!』。……と、これだけ聞くとありがちな設定にも思えますが、実はそこには予想だにしない悲しい展開が隠されていたのです。
基本的にピュアすぎる少女マンガが苦手な私ですが、本作品では久しぶりに胸キュンするという体験をさせてもらえました。不良少年が時折見せるツンデレ、マジで最高です。
アニメ化や映画化もされた『恋と嘘』。簡単に言うと、国が遺伝子情報に基づいて決めた相手と結婚するという制度の中で生きる少年少女の葛藤を描いた作品なのですが。
よくよく考えると酷な話ですよね、16歳で自由恋愛が禁止って。だって一番恋愛が楽しい時期じゃないですか。何なら代わりに悲惨な恋愛経験しかない私がその制度を受けますよ。てか受けさせて。頼むから私と遺伝子レベルで合う人を紹介してください(本音)。
誰もが知るであろう名作『金田一少年の事件簿』。そのスピンオフ作品であり、はじめたちが過去の事件現場を再び訪ねる様子をギャグちっくに描いたのが、この『金田一少年の1泊2日小旅行』です。
ちなみに金田一少年シリーズでは、『墓場島殺人事件』と『黒死蝶殺人事件』が特にお気に入りの私ですが、本作品を読んだ際、「いや、お前最後死んだやん」「待って、キャラ崩壊が半端ない」と思わずツッコミ、笑い転げてしまいました。
常に鏡を持ち歩く超ナルシストのハギトと、「罵ってよ」が口癖の超ドマゾのケイ。そして彼らを取り巻く、超個性的なキャラたちが繰り広げるギャグマンガ『ナルどマ』。
この作品一番の魅力は、何と言ってもその中毒性のやばさ。一度ハマってしまうと、もう『ナルどマ』を知らなかった頃の自分には戻れません。繰り返し読んではこの世界観の虜になることでしょう。ちなみに私はもうかれこれ5〜6回は読み直していると思います。
ただただ、癒しが欲しい……。そんなあなたにぜひとも読んでいただきたいのが『エンペラーといっしょ』。
とある事情から主人公の香帆たちと暮らし始めることになった、皇帝ペンギンのエンペラー。あるときはテレビのチャンネルを勝手に変えた父親に無言の圧力をかけ、またあるときは洗濯物の中に顔から突っ込み身動きがとれなくなり……。
そんなペンギンらしからぬ行動の数々に言葉では言い表せないほどの癒しをもらえます。