先に伝えておくと、俺は男性が好きではない。もし俺が女性だったら?という女性目線に立って選考しました。
俺の憧れと切望が詰まったイケメン達を、とくとご覧あれ。
この男の子の性格は、言うならば冷酷で、喜怒哀楽の感情がない…。と思いきや、発言一つ一つに意図や、感情が込められている。とにかくそれが格好良くて仕方がない。ここまで極端だと、何されても嬉しいよね?と思ってしまう。
是非とも何度も読み返して、単純にキュン死することと、言葉ひとつひとつの本質を理解して楽しむ二重の喜びをこのマンガで味わってほしい。
俺にはバンドマンの友人がいて、「バンドマンはチャラいイメージあるよね」という話で盛り上がったことがある。
確かにそんなイメージはあるが、このマンガは「チャラさ」「格好良さ」「大人っぽさ」に加え、「かわいらしさ」を兼ね、さらに「夢を追いかける気持ち」と「好きな子への気持ち」が濃厚にブレンドされている。これこそ、女性の理想像なのではないか?と俺は考えます。
ゆるカワ女子と、クール男子のコメディ強めの恋愛マンガ。このマンガの最大の良いところはゆるカワ女子の反則的な可愛らしさである。
マスコットのような、小動物のような可愛さに男の子の「うるさい」から「ほっとけない」へ。自然体に変わっていく感情描写が特に見どころである。
お互いが不器用だからこそ、クール男子のセリフが気持ちよく心に刺さります。
「こんな見た目なのに、大胆!」や、「え?いきなりこんなことするんだ!?」とギャップに驚くばっかり。これこそ、「見た目とは裏腹に」という言葉がしっくりと当てはまる正統派な恋愛マンガである。
見た目が怖いイメージでも、中身がこれだけ清純で、ふとした瞬間にそんな子から突然男らしいセリフやときめくセリフを言われたら、男の俺も一撃ノックアウトである。