りぼんも良かったけど、あの頃のなかよしも良かった！90年代なかよしマンガBEST5

小学校5年生のあずきちゃんと、初恋の相手・ゆうのすけ君や、クラスの友だちと繰り広げられる小学校編ももちろん可愛らしくて好きなのですが、私がオススメしたいのは中学校編。
小学校ではライバルだったヨーコちゃんと仲良くなったり、遠恋中の彼がいながら全く違うタイプの竜一にも惹かれてしまったり、少女マンガなのにどこか生々しくてドキドキ…。
よく見ると原作はAKBプロデューサーで有名な秋元康。納得！（笑）

中学生の芽美が夜は怪盗セイント・テールとなって、得意のマジックと抜群の運動神経で盗品を盗み返すというストーリー。
クラスメイトであり、刑事の息子であるアスカjr.に追われつつもだんだん惹かれていく芽美。正体がバレたらまずいけど、本当の自分を見て好きだと思ってほしいって、現実でもある女子ならではの悩みですよね。
リアルタイムで読んでいた頃はアスカjr.に本気で恋していました…今読んでもハマリます！

天才料理少女と嘘をついて苦手な料理番組の司会になってしまったアイドル志望のりんご。そんなりんごが幼なじみの本当の天才料理少年・一臣に助けてもらいながら徐々に料理の楽しさにグルメラブコメ。
おかしや軽食が中心ですが、初心者のりんごはもちろん、低年齢のなかよし読者でも作れそうな料理がたくさん出てきます！個人的には1話目のりんごのスコーンと、バナナケーキが特に印象的です。
ただ簡単で美味しそうなだけではなく、工夫や趣向が凝っていて楽しい作品です。

CLAMP先生の代表作でもあるファンタジーマンガ。
普通の女子中学生3人が東京タワーから異世界に飛ばされ、その世界を救うために旅に出る、というRPGではスタンダードな設定ですが、当時少女マンガとしては珍しかったと思います。
魔法や武器、巨大ロボ（正確には魔神）や、もちろん恋愛要素もあり、少女たちの憧れをつめこんだような作品。そこからの、第1章の衝撃のラストは未だに忘れられません…。

一卵性で見た目はそっくりだけど性格は正反対の双子・ともみとみかげは実は二人で力を合わせると超能力が使えて…というストーリー。
姉妹で入れ替わって学校に行ったり、テレパシーやテレポートでピンチを乗り切ったりと、ハラハラドキドキの展開が満載。まわりに双子の知り合いがいなかったので、とても双子に憧れました（笑）
ともみと、野田くんのラブストーリーには未だにキュンとしちゃいます！