デザイナーやパタンナー、モデルなど、ファッション業界を目指す男女のキラキラと華やかな世界が描かれているマンガですの。
誰も挫折もしないし、美しくない人は一人もでてきませんのよ。これぞ、パラダイス。こんなパラダイスに一度は行ってみたいですわ。でもその願いは叶わないから、せめてこのマンガを読んでいるときだけは、誰にも邪魔されたくないんです。

スーツマジック、という言葉があるように、スーツは殿方を三割増しにクールにみせてくれる力を秘めた衣装だと思いますの。
一流のスーツは、まさに芸術品で、着る人の人格さえ底上げして見せてくれるような迫力がありますわよね。このマンガには、イタリア・ナポリに住む日本人の仕立て屋が登場します。
彼のスーツを仕立てる腕前と情熱を見ていると、スーツの仕立てがいかに奥深いものであるかが感じられます。

デザイナーやカメラマンの中には、元モデルという方がときどきいらっしゃいますわよね。
このマンガの主人公も、元モデルのデザイナー。美貌とデザインの才能を兼ね備えている恵まれた女性ですが、生い立ちは複雑で、復讐心が常に彼女の心を悩ませているのです。
こういった「不遇の美女」キャラがわたくしは好きです。美しいものは、不健康で、不幸であるほど、より輝いて見えると思うからです。悩み多き美女がみたい方にお勧めの一冊ですわ。

アパレル業界に入りたい、デザイナーになりたいという方は必見のマンガだと思いますわよ。
このマンガの主人公は、憧れのブランドに入社したものの、なかなかデザイナーになれない女の子ですの。まあ、そう簡単にはデザイナーなんてなれませんわよね。
地道に努力を積み重ねていく主人公の姿を見ていると、わたくしも頑張らなくてはと背中を押されるような気がいたします。

わたくしの愛する、カワイイもの、きらびやかな服、美しい人がたくさん描かれているマンガです。
主人公は、服飾の専門学校に通う女の子。服と美しい仲間に囲まれて、ときには恋をしながら夢に向かってまっすぐに進んでいく姿が、眩しいほどですわ。矢沢あい先生の絵と世界観が素晴らしいので、何度となく読み返したくなるんです。