映画とマンガがこれほど相性抜群とは!
「この映画見たことある」「この映画こんな見方ができるのか」と共感したり、新しい発見が得られるマンガたちをご紹介します。映画マニアなら絶対楽しめますよ。
映画は基本一人で楽しむものですが、同じ映画好きの友達と一緒に見たら、感想も言い合えるし二倍楽しめますよね。本作は、映画好き女子二人が毎回映画を見る、そんな日常を描いています。
趣味の合う女友達とリラックスしながら好きな映画を見て、感想を語り合う、そんな日常こそ幸せなのかも、そう感じさせられる映画……いえ、マンガでした。
ビデオ屋でアルバイトしている彼女は、仲間内から恋愛対象外の「ケンガイ」扱いされている映画オタク女子。映画を見るために生きている、という様相の映画以外のすべてに期待していないように見える女性の生きざまが痛々しくもクールに見えます。
主人公男子がそんな彼女に惹かれ、近づいていこうとする様にキュンとします。
大学の映画製作サークル「あどりぶシネ倶楽部」に所属する大学生たちの人間模様を描いています。
映画に対する情熱が暑苦しい! まぶしい! これぞ青春。これ読んで、「なんで私大学で映画作らなかったんだろ。映画サークル入っとけばよかった」って思いました。少々暑苦しさはありますが、映画愛を存分に堪能できるマンガです。
女子高生がかつて映画製作をしていたフリーターの中年男性と出会い、一緒に映画を作ろうとするお話です。
映画好きなら一度は、映画レビューを書いてみたり、脚本を書いてみたりしたことがあるのではないでしょうか。「私にも、もしかして映画が撮れるかも」といったわくわく感が味わえます。
スマホでも映画が撮れる時代ですから、映画作りに必要なのは、もはや情熱だけなのかもしれませんね。
人気漫画家、安野モヨコ先生の夫は『新世紀エヴァンゲリオン』などの人気作を手掛けた監督、庵野秀明さん、通称カントクくん。二人の夫婦生活を描いたのが本作です。
あのカリスマ監督の日常がこんなにバカらしい&愛らしかったなんて。監督のオタクっぷりがさえわたる一冊です。全編にわたり、二人のラブラブっぷりが伝わってきて、壮大なのろけマンガのようにも読めます。愛にあふれているので、幸せな気分になれますよ。